Con-TaktメンバーインタビューVol.3

はじめに

こんにちは、コラボレーションスペースTaktの運営学生団体のCon-Taktです!

Con-Taktへのインタビューシリーズ第3弾は常葉大学と東海大学の計2人にお話を聞きました。

インタビュイー(インタビューされる側の人)は常葉大学(教育学部)3年生のIさんと東海大学(情報通信学部)2年生のRくんです。2人ともTaktや草薙地域でイベントを開催した経験があったり、多くのイベントに参加したりしています!

今回は2人がイベントを開催したときのことについてインタビューしました。

※インタビュアーは静岡県立大学(国際関係学部)2年生

\Vol.2は下記のコラムをご覧ください/

本コラムはこんな人におすすめ

*どんな学生が運営に携わっているのか知りたい人

*大学生が普段どんな活動をしてどんなことを考えているのか知りたい人

*イベント企画をしてみたいと考えている人

イベントを開いた理由

まず、二人が開催したイベントの概要と、なぜそのイベントを開いたのかということについて教えてください。

Iさん:
僕は「榛葉の部屋」というイベント名でトークイベントを開催しました。なんでこのイベントをやろうと思ったかというと、元々トークイベントをやりたいという気持ちもあった。あとは、学生同士を繋げたい……関わるきっかけを増やしたいと思って自分のイベントをやりたいと思ったという感じ。

Rくん:
僕がやったイベントは「Welcome Party Kusanagi」で、簡単に言えば地域でやる新入生歓迎会というのをコンセプトでやっていったんだけど、中身としては色々な地域の団体とか、県大や常葉大学の学生団体も含めて新入生と交流していただくという趣旨で開いた。なんでイベントを開いたかというと、イベントの主催という経験をすることによって今後につながるものがあるかなと思ったのと、あと単純にこういう色んな人と繋がれるイベントが自分が1年生の時にあったらよかったなと思ったからかな。

大変だったこと

イベントを開催するうえで大変だったことを教えてほしいです。

Iさん:
僕は自分のイベントを宣伝するためのインスタの投稿作成かな。Canvaで作るんだけど、その時Canvaを触ったことがなくて何もやり方わからずに手探りで作っていったので、チラシのデザインどうするかなっていうのが結構困ったかな…どれを配置していいのかどんな色使ったらいいのかも分からなかった。

あとは集客の面。トークイベントだから人に左右されることが多くて、自分がどういう人なのかっていうのもそうだし、ゲストがどんな人か…その人の影響力で来てくれる人が変わる印象があるから、そこら辺の集客の難しさはあった。

ターゲットは決めてたんですか?

Iさん:
ターゲットは学生。何でやろうかと思った理由に学生同士を繋げたいというところがあったから、学年は問わずに大学生に来てほしかったというのはあったね。

Rくんが大変だったと思うことは何ですか?

Rくん:
確かに広報大変だなというのはあって、ツールはいっぱいあるけどどれを使ったらいいのかというのが分からないし、どれを使えるのか、適切なのか選定するのが難しくて、デザインも自分でやるからデザイン面もどうするかというのはすごく悩んだ。

あとは、タスク管理がすごく難しかったって思った。イベントを一人でやってたからこそでもあるんだけど、広報はもちろん経費とか、出店、物をレンタルするときの草薙カルテッドとの連絡みたいないくつかの柱がある中でそれを一括でタスク管理しようとしてたからごちゃごちゃになって大変だったなと思った。

一括でタスク管理というのは?

Rくん:
一括っていうのはイベントの準備を一人でやってて、自分が今やらなきゃいけないタスクを列挙しているから、それぞれのカテゴリーごとにタスクが分かれてないってことで。タスク表で最初に広報があってその次に草薙カルテッドに連絡しなきゃってなって、その下に決算があってごちゃごちゃになってたから多分見落としもすごくあったかな。ちゃんとできてなかったところもあったので、カテゴリー分けしておけばよかったと思った。

Iさんはタスク管理大変だなと思いましたか?

Iさん:
Taktでやるイベントだったからタスクは結構少なくて、さっきRくんが言ってたレンタルとか出店はなかったから、何を話すかというのが決まってれば出来るので、正直そこまで困らなかったかな。

連絡に関しては、僕とすごい仲が良い人を呼んだから、本来ゲストに対しては配慮しなきゃいけないところもあったけど、仲が良かったからある程度許されたじゃないけど(笑)そんなに困らなかったかな。

Rくん:
Iさんの連絡はすべて文面交渉だったんですか?それとも対面?

Iさん:
対面はほとんどない、基本LINEでやり取りしてた。

Rくん:
すごい、それが難しいなって…。対面じゃないとイベントのイメージが相手に全然伝わらないっていうのがあって、文面でひたすら送ってる時にそれは難しいなって思った。今回は時間も無かったから全部インスタのDMでやり取りして当日まで持ってった。これは反省点かな。

イベントを通して得たもの

イベントを通して得たものを教えてください。

Iさん:
イベントをやることの大変さはすごく分かったかな。今までは参加側だったから準備とかについては何も知らない状態だったけど、主催として準備からイベントに関わって報告までを一連の流れとしてやるのは結構大変だったなというのはあった。これからいろんなイベントに参加していく中で、イベントを準備・運営している人に対してありがたさを感じると思う。

Rくん:
視点はやっぱ変わったかな。イベントに行って看板とかでこういう風に文字を出しているから、外からでもどういうイベントやっているか分かるなとか、テントがたくさん並んでいるとイベントっぽいなとか別の見方が出来るようになったというのと、夏フェスとか冬フェスをホームページ担当していて周りのタスクを結構見てはいたんだけど、全体のタスクってもっと広いんだなということに気づけた。

Con-Taktで運営したイベントとの意識の違い

※Con-Taktでは2023年2月に足湯イベントを開催しました。詳細はこちら

Con-Taktとして以前行ったイベント(以降 足湯)にメンバーとして携わるのと、ご自分のイベントを主催したというのではイベントの関わり方が違うと思うのですが、意識などで違いを感じたことを教えてほしいです。

Iさん:
主催のイベントは一人でやるから意識するのはイベントのことだけじゃん、当たり前かもしれないけど。主催だとメンバーは自分一人しかいないから基本的にはイベントのことを考えて、あとはゲストとかのことを意識するけど、足湯みたいに大人数でやるプロジェクトはイベントのことと、さらにプロジェクトに参加するメンバーのことも配慮の対象に入れなきゃいけない。だから、考えることが多くなるのかな。

自分で完結するんだったら内容によるけど、そんなに多くはなくて、でも大人数でやるとチームメンバーのことも配慮にしなきゃいけないから意識として違うのはそこかな。

足湯イベントの時はIさんは全体統括という役職で割と主催寄りの立場だったと思うのですが、それでも一人でイベントをした時とは違うなと思いましたか?

Iさん:
違いはあったね。足湯の場合はそれぞれ担当が決まってて、担当の進み具合を把握しないといけないわけだから…
このチームはタスク少ないから、タスクを追加したりとか、手が空いている人がいたら他のチームに振り分けるとか。主催は主催でも足湯の場合は意識すべきところが色んなところにばらけている感じ。

Rくん:
Iさん的には足湯よりも主催したトークイベントの方が簡単だったんですか?

Iさん:
やりやすさは圧倒的にトークイベントの方が大きかったね。

Rくん:
僕は逆だなと思って聞いていて。メンバーとしての立場で足湯に関わっていたから、基本的には自分のチームに与えられた役割を果たせばいいし、降りてきたタスクだけやれば良かったという状況だったから、そんなに迷うことはなかった。

足湯をやることはすでに決まっていたからそこに対して疑問を抱くことはなかったけど、僕がやるイベントの場合は本当にこれでいいのかと常に疑問を抱いて、常に不安な状態で進めなきゃいけないのが大変だったなと。そこで自分がイベントをやることに対してどう自信を持つかが大変だった。

あと、今回は一緒にやるメンバーがいなかったから自分で全部決めなきゃいけないというのと、最終的には集めた他の団体の人たちに納得してもらえるかということを結構考えてた。足湯よりも主催したときの方が考えることが多くて全体のコンセプトを見つめる時間が無かった。

自信が無い状態でどう進めていきましたか?

Rくん:
その時は出来るタスクからやっていこうみたいな感じでとりあえずチラシ作って、場所取ってとか最低限のことをやっていくうちにだんだん形が出来ていくから自然と自信がついていって、なんか上手くやれそうだなってなってくると、他の人にイベントやりますって言えるようになった。工夫じゃないけどとりあえずやっていくと土台が出来る。

今後について

イベントを主催してみたことを受けて、これからどういう風にイベントに携わるもしくは、主催していきたいと思いますか?

Iさん:
主催でやるのであれば、結局同じようなイベントを開くと思う。トークイベントをまたやりたいという気持ちが残ってるかな。なんでかというと、ゲストが変われば基本同じような感じにはならないから。ゲストごとに参加者の楽しみ方が変わってくるから、形式は変わるかもしれないけどトークイベントっていうのは変わらないかな。

自分が主催じゃない時には、主催の大変さを多少は理解しているから、手助けをしてあげたいかな。困っていることが無いか声かけたり、ミーティングとかで舵取りをしたりとかアシストはしたい。

Rくん:
メンバーとしてやるならとりあえず自分のタスクを期限までにきっちりこなすことを大前提でやって、それ以外でこういうことをやってほしいとかが出てきたら積極的にこなしていきたいと思っている。全体は見れないので、規模感も違うし…自分が見える範囲で出来るタスクをこなしていくというのを意識していきたいかな。

だから逆にあまり多くかかわらなくてもいいかなと。自分が主催するならもっと規模の小さいイベントの方がやりやすいというのはある。(笑)

あと、メンバーをいかに集めるかというのを一番大事にしていきたいなと思ってて。メンバーを集めなかったのは自身が無かったからだから、先にイベントの土台を固めておけばメンバーを募集するというモチベーションも上がっただろうし、もっと企画書とかを固めていきたいなと思いました。

インタビューに協力してくれたRくん(左)とIさん(右)

おわりに

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

イベントを主催したという共通点がありながらも、イベントに向かう姿勢に違いが表れているのが面白いなと感じました!

これからもインタビュー投稿記事のシリーズは続くので、どんな人が登場するのかお楽しみに♪