【実施レポート】餃子屋さんで「こんな草薙がいい!」を考えるワークショップ
もうすぐ草薙駅近くに、餃子屋さんがオープンするのをご存じですか?「草薙肉汁餃子食堂」というお店で、JR草薙駅ロータリーにオープンを予定しています。
この新店舗のオーナー天野さんから、「学生さんや若者の意見を取り入れてお店を作っていきたい!」というご相談を受けたことをきっかけに、『こんな草薙がいい!』を考えるワークショップを新店舗で開催することになりました。今回のワークショップは、Taktを通じて運営メンバーを募集し、常葉大学造形学部3年生の久保田さんと大石さんが応募してくれました。
当日は学生を中心に20名を超える色々な世代の方が参加し、参加者の方から楽しいアイディアがたくさん生まれました。ワークショップ実施後に、企画・運営をしてくれた2名の学生と、オーナーの天野さんにインタビューをしましたのでお伝えします!
どうして学生さんと一緒にワークショップをやろうと考えましたか?
天野:新規店舗を、自分たちだけで作るより、色んな人を巻き込んで作ってみたいと思ったからです。このまちの方に利用していただく店なので、この地域に住んでいたり通っていたりする方とコラボしてみたいと感じていました。
あと、学生さんが新規店舗のオープンに関われたり、ワークショップの運営をする経験ができたりするのって、学生さんにとっても良いことなんじゃないかなと思って。
なるほど。確かに学生にとっては貴重な機会となりそうです。大石さんと久保田さんはどうして今回応募してくれたんですか?
大石:私は大学のゼミ活動や授業で『サイエンスカフェ』というイベントを実施するなど、ワークショップについて学んでいたんですけど、それってほとんど学生だけでやっていたんです。一度大学の外に出て、地域の方と関わりながらやってみることで自分のスキルを確かめてみたかったのが応募した理由です。
久保田:私もゼミ活動で『サイエンスカフェ』をやったんですけど、その時当日の運営が上手くいかなくて、そのリベンジのつもりで参加しました。あとワークショップの企画をすること自体に興味があって、今回の募集を見つけて是非やりたいと思いました。
実際にワークショップをやってみてどうでしたか?
久保田:全体を通してすごく楽しかったです!ゼミ活動でイベントを実施した時は、運営メンバーが多かったので役割分担が細かくて、企画・運営の中の一部のことしかできなかったんですけど、今回は大石さんと2人で準備したので色々経験できました。
大石:大学の中と外でやるのとは全然ちがうなと思いました。特に当日は、台本通りに行かないことを実感して、どれだけ臨機応変に対応できるかが大事だと知りました
久保田:ずっと、大学の外でこういうことをやってみたいと思っていたんですけどなかなか出来なくて…。当日の進行の難しさは感じましたが、実際にお客さんを集めてやれてよかったです。経験になったし、自信にもつながりました。
天野:僕は、久保田さんと大石さんが上手にやってくれるなあと思ってましたよ。
学生さんと一緒にやることに、最初は多少不安はあったんですけど、当日盛り上がっていました。これからも学生さんと色んなコラボをしたいですし、学生さんに対していろんなチャンスを作っていくべきだなと思いました!
これからの草薙がどんなまちになってほしいですか?
久保田:今まで、大学の外に出る機会がなかなか無かったんですけど、今回のような挑戦の場がたくさんあったらいいなと思います。
大石:他の学生にも色んなチャンスが届くようになったらいいですね。
天野:Taktもそうですけど、自由にチャレンジできる場所を作っていきたいですね。新規店舗も、気軽に集えて、そこでの交流がきっかけで色んなチャレンジに繋がっていくような、そんな場所にしたいです。
最後に
今回ご依頼してくださった天野さん、ワークショップ運営を担当してくださった久保田さん、大石さん、ありがとうございました。天野さんには、準備段階から「どんどんチャレンジして!」「気軽に楽しく!面白くやろうよ!」というメッセージを常に発信してくれていたのが印象に残っています。久保田さん、大石さんも丁寧に企画を作り上げてくれて、当日の進行の難しさも含めて楽しんでくれました。これからも皆さんと一緒に、いろんなチャレンジが生まれる草薙を作っていきたいと思います!