【実施レポート】静岡大学の学生が地域情報誌「HELLOくさなぎ」の誌面デザインを担当してくれました!

コラボレーションスペースTaktは、静岡市の草薙や有度地区のまちづくり事業を行う一般社団法人草薙カルテッドが運営しています。草薙カルテッドでは、「HELLOくさなぎ」という、有度地区の地域情報誌を年2回発行しており、2021年10月に第7号目を発行しました。

今回の号は誌面デザインを、静岡大学地域創造学環2年の石田百香さんに制作していただきました。石田さんに、誌面制作をしてみた感想をお聞きしましたので、今回の記事でお伝えします!

デザインを担当してくれた石田さん

この企画に参加してくれたのはなぜですか?

将来、クリエイターやデザイナーとしてやっていきたいと思っているんですけど、その為に学生の間になるべくたくさん実践を積んでいきたいと考えているので、ぜひやってみたいと思いました。

特にデザインは実践が重要だと思っています。他の方のデザインをトレース(既にあるデザインを写すこと)して学んだりすることもできるんですけど、実際の依頼で依頼者の方の要望をデザインに反映させたり、依頼者のフィードバックを参考にデザインしたりするのは、やっぱり自分だけでは気づけないことがたくさんあります。

やってみて難しかったことや工夫したことはありますか?

今回は情報誌ということで、文章量が多いので誌面構成を考えるのが難しかったです。有度地区の回覧板で配布されるのがメインということで、高齢の方も読みやすいようにフォントを選びました。

あと自分の性格上、堅いイメージのデザインをしてしまいがちなので、そうならないようにするのが難しかったですね。雑誌の誌面デザインを調べて、読者が楽しく読んでくれるようなデザインを考えました。

スポンサー企業のロゴを載せる部分があったのですが、企業ロゴを扱うのも初めてだったので、いろんな規定があったり載せ方にいろんな配慮が必要なことも学べてよかったです。

HELLOくさなぎの誌面

Taktでこれからやっていきたいことはありますか?

とにかく色んなことを経験したいです。将来は、例えば新しい飲食店がオープンするときに、その店舗のデザインからメニュー表やウェブサイト、チラシとか、お店に関わるもの全てをトータルコーディネートできるぐらいマルチにやれるようになりたいと思っています。そのために今は、自分の幅を広げるために色んなジャンルのことに挑戦していきたいです。

チャレンジと失敗はセットみたいなものだと思います。いろんな挑戦をすると、やっぱり失敗することや、いろんな後悔や嫌な思いをすることもあるんですけど、そこから得る学びってすごく大きいです。

Taktで繋がった方からまた新しい挑戦の機会をいただくこともあるし、Taktのコミュニティは失敗を学びに変えられるところだと思います。挑戦と失敗をどんどんして、成長していきたいです!

最後に

HELLOくさなぎを配布した後、地元の商店の方から「HELLOくさなぎに使われていたフォントが良いから真似したいので何を使ったのか教えてほしい」という問い合わせをいただきました!細部までこだわって制作してくださりありがとうございました。

学生のうちに実践を積んでおきたいというハングリー精神に感心させられました。これからも石田さんのような学生さんに様々なチャレンジの場を提供できるようにしていきます。

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