【実施レポート】「知ってほしい、HSPのこと。」常葉大学4年渡邉 光砂さん✖︎Con-Takt 林 倖多

12月11日(土)常葉大学外国語学部4年 渡邉 光砂さん主催の「知ってほしい、HSPのこと。」を対面・オンラインにて同時開催いたしました。

渡邉さんから直接、「Taktでこんなことがしたい」と声を上げてくださったことで始まったイベントであり、今回渡邉さんの同級生でもあるCon-Taktメンバーの林 倖多と企画を進めていきました。

HSP(=Highly Sensitive Person)という「繊細な気質」について渡邉さん自身のお話を交えながらお話をしてくださいました。

■登壇者インタビュー

終わってみての感想を教えてください

イベントを無事に終えて「やりきった」と感じています。実はイベントの最中にトラブルが生じて焦りましたが、イベント終了後に参加者の方から暖かい言葉を貰えて嬉しかったです。

また今回のイベントを通して参加者の方に伝えたいことは、全てお話しすることができました。

イベントを開きたいと思ったきっかけは何ですか?

元々HSPの認知を広めたいと考えていました。ですがHSP気質のため人前で話すことは緊張やストレスとなり苦手意識がありました。

そんな中で身近な人に「HSP気質」について打ち明けたところ、私の気持ちを受け止めて「HSPの当事者として私が話すことに耳を傾けてくれる人がいるよ」と背中を押されたことでなにかやってみたいと思いました。

どうして「Takt」でイベントを開こうと思いましたか?

最初のきっかけはTaktの運営メンバーに同級生の林君がいたことです。彼の活動を人づてに聞いていたことからTaktの存在を知りました。

そして「HSPの認知を広げたい」と思ったときに、大学だとやりたいことを形にするのに時間がかかるイメージがありまして、学生が主体的に動ける場=Taktに結びつきました。

取り組んでいく中での難しかったことはありましたか?

今回のテーマである「HSP気質」であるからこそ相手に気を遣ってしまう場面が多々ありました。自分の思っていることや気になってしまうことを言葉にして伝えることが大変でした。

けど、一緒に企画する林君やにっしーさん(Takt運営社会人)がHSPへの理解を持ってくれていたおかげで、なんとか本番まで進むことができました。

渡邉さんが今後、挑戦してみたいことを教えてください

今回イベントを開く上でセミナー形式にするか、HSPの方との交流会にするかで迷っていました。結果として今回は私のHSPに対する思いを伝える会となりましたが、機会があればHSP気質の方同士での交流会を開きたいと思いました。

今回のイベント参加者の中には「HSP気質」を持つ方がいました。同じHSPで悩む方との交流や、私自身もこれからHSPの発信を続けていきたいと改めて思いました。

■企画に携わったCon-Takt 林より

実は渡邊さんから直接、僕にお話がしたいと連絡があったことからこの企画は始まりました。初めて「HSP」という言葉を聞いたときは正直実態がわからず、お話を聞く前に書籍で1度を勉強したのを思い出します。

一緒に活動してきた約2ヶ月の中で、HSP気質の方との関わり方を実践的に学ぶことができました。また、私自身も「HSP気質」のある人間だなと自分を知る良い機会となりました。

そして何よりも、渡邉さんのイベントへの意気込みを間近で感じました。自身のSNSでの告知のみならず大学の先生や後輩などにも宣伝にいくその姿に僕も刺激を受けて、「絶対に成功させよう」という意識を常に持ち続けられました。

最後になりますが今回「HSP気質」であることを打ち明けてくれて、そしてTaktでHSPに関するイベント開きたいと直接お話ししてくれてありがとう。2ヶ月間一緒に企画ができて楽しかったです。

■参加者からの声

●これからの若い世代への思いやりの気持ちの理解としてHSPを知ってもらう時間を作ると、未来の人間関係の構成が今より優しいものに変わるのではないかと思いました。

●HSPについて理解を深めた事によりHSP気質を持った人にどういう接し方をすれば良いのかを知る事が出しました。体験談などもありとても分かりやすい講演でした!

●お話を聴いて「気にしすぎ」という言葉よりも「そうやって細かいことに気づいてくれてありがとう」という言葉がしっくりくるな、と感じました。

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