新しい体制を模索中!毎週「2024年以降のTaktを考える会」をやっています【前編】

はじめに

こんにちは、Takt運営学生団体Con-Taktです。

2024年の4月でついにTaktが出来てから4年目に突入します。そこで、改めて私たちの運営方法の見直しや目標の再設定などを行い、新しい体制を模索していくこととなりました。

現在Con-Taktでは毎週全体ミーティングを行っているのですが、その時間を使って少しずつ新体制について話し合いを進めています。まだ最終的な体制はまったく決まっていないのですが、私たちがどんなことを考え、どのように体制づくりを進めているのかを本記事で伝えていきます。

今回は、これまで行った4回分のミーティングについて、どのような話をしたのかお伝えします♪

話し合いを行う上での価値観

はじめに、2024年以降のTaktを考えていく時間では以下の4つの考え方を大事にしています。

①現状維持NG
②質より量
③ミーティングは発散する場
④意見が違うことは大歓迎

「正しい答え」を頑張って出すのではなく、思い浮かんだものはなんでも、突飛な意見でも大歓迎な「量」重視の場としています。

第1回【Taktで提供できる価値とは】

第1回のテーマは「学生の会員を増やしていくためにはどうしたらいいか」でした。そのために、Taktは学生にどのような価値を与えることができそうか皆で考えていきました。

そこでまず、「学生はどんな困りごとを抱えているのか」に着目しました。例えば、「友達と会話を楽しみながら作業をできる場所がなくて困っている」、「就職活動が迫ってきたけれど自分の強みや弱みが分からなくて困っている」といったものです。

一通り困りごとを出したら、それらの困りごとを持っている人がどのくらい存在しそうか、またどのくらいの頻度でTaktに来てくれそうかを考えてこれらを掛け合わせて月の利用回数を算出しました。そして最後に、それぞれの困りごとに対してどんな施策が打てるかを考えました。

これらのワークは2人組で行い、困りごとは各チーム9つほど出したので結果的に数多くの困りごととその解決策を出すことができました。この結果をもとに、第2回ミーティングへとつながっていきます。

第2回【Taktを差別化しよう】

第1回で出した数多くの困りごとをchatGPTに10種類の大分類に分けてもらいました。例として、3つ紹介します。

  • 新しい挑戦と趣味に関する困りごと
    • 趣味がない
    • 社会貢献活動をしてみたいけれど、何から始めたら良いか分からない
  • 学年や学生生活に関する困りごと
    • 就活に向けてガクチカ(学生時代に力を入れたこと)が思い浮かばない
    • 大学生活の過ごし方がよく分からない
  • 活動場所や場の提供に関する困りごと
    • 団体のミーティングをやる場所がない
    • 家に勉強をしやすい環境がない

上記のchatGPTが分類してくれた困りごとを見て、二人組で「どの困りごとを解決したいか」を10個の中から決めました。次にその困りごとはTakt以外ではどんな人やもの、場所が解決しているのかを考えていきました。Taktの差別化ポイントを見つけるためのワークです。

出た意見としては、例えば場所に関する困りごとでは競合となりうるのは「カフェ」や「他のコワーキングスペース」、「公園」、「公民館」などがあがりました。これらの特徴を考え、どこがTaktと違うのか、どう差別化していくべきなのかを考えていきました。

第3回【運営に必要な役割を考えよう】

第1回と第2回はTaktという場所について考えていく時間でしたが、第3回はTaktの「運営」に着目し、必要な役割の洗い出しを行いました。

はじめに少人数チームで分かれ、「各チーム40個以上役割を出すこと」を目標に運営に必要な役割を挙げていきました。皆の考えた役割を見ていくと、「利用者の方のニーズを調査する人」、「新たな利用者を招いてくれる人」、「外部のイベントにたくさん参加して人脈を広げる人」といった外向きの役割と「Con-Taktメンバーの健康管理をする人」、「メンバーをまとめる人」といった内向きの役割の大きく二つに分かれているように感じました。

ちなみに、この2024年以降のTaktを考える会は冒頭でもお伝えしたとおり「突飛な意見でも大歓迎な場」なので、「ご飯をつくって販売する人」、「めっちゃ批判する人」、「出張する人」などユニークな意見もたくさん出ていますよ♪

案を出し切った後は、それらの役割をもとにどのようなチームができそうかを考えます。現状のCon-Taktは6つのチームで構成されていますが、チームの存在はいったん度外視し、「広報チーム」や「イベント企画チーム」といった名称ではなく「○○を叶えるチーム」という目的別のチームを考えました。

結果として「みんなのやりたいことを叶えるチーム」や居心地の良さを守る「いつも変わらないTaktを叶えるチーム」、「利用者との架け橋を叶えるチーム」など多くのチーム案が出ました。最後に「自分だったらどのチームに入りたいか」を1人2票持って投票しましたが、斬新なチームばかりで皆ワクワクしながらどんなチームが良いか想像を膨らませていました。

第4回【叩き台をもとに良い点や不安な点を考えよう】

第4回では、これまで話してきたことを踏まえて、叩き台となるチーム体制の案が提示されました。決定版ではないのでここで詳細には触れませんが、今までの体制を一新するもので、不安な思いや疑問を抱く人が多い印象でした。

この「不安」と「疑問」は大きなタネであり、何故この体制だと不安を感じるのか、どこにどんな疑問を感じるのかを解消していくことが皆が納得できる組織づくりにつながると考えています。

不安や疑問の声が目立つ一方で、もちろん良い点について触れる声もありました。今のメンバーがどんな環境を「良い」と考えているのかを知るきっかけにもなり、今後より深く考えていくための材料になったと思います。

おわりに

Con-TaktがTakt4年目に向けてどんなことを考えているのか、伝わったでしょうか?

今後もこの2024年以降のTaktを考える会は続きます。私たち運営メンバーにとっても、もちろん利用者の皆さんにとっても良い「Taktの形」を模索していきますので、ぜひ私たちの話し合いの結果がどんな風に現れるのか楽しみにしていただけたら嬉しいです。

第5回以降の話し合いについては後ほど【後編】を出す予定なので、そちらもお楽しみに♪

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