「Con-Takt卒業メンバーにTaktへの思いや課題を聞く会」を開きました

現在Con-Taktは1〜4年生の計22名で構成されていますが、そのうち6名の4年生と1名の短期大学部2年生の計7名が2023年2月をもってCon-Taktを卒業します。

そこで、7名の卒業生にこれまでの活動を加入当初から振り返ってもらい、Taktへの思いや課題などをヒアリングしました。以下に一部抜粋して掲載します。

Taktに関する思い・課題

  • いつも違う人がいるTaktになってほしい
    現在のTaktはリピーターの方が多く、新しい人が来ることが少ないというのが現状です。もちろんTaktにたくさん足を運んでくださる利用者の方がいることは非常に嬉しく今後も利用していただきたいと考えていますが、「コラボレーションスペースTakt」という名前の通りTaktで出会った人同士のコラボレーションが生まれてほしいという思いもあります。これからは毎日違う人がTaktにいるという状況を作り出して、利用者同士が繋がることができる環境を生み出せるよう工夫していく必要があると思っています。
  • 社会人がプロジェクトをもってくるのではなく、Con-Taktが学生とかのやりたいことを応援してプロジェクト化するような流れにしたい
    現状Taktを共に運営している社会人の方が学生や企業の方からやりたいことを聞いてプロジェクト化するという流れが多いのですが、Con-Taktが自ら学生や地域、企業の課題ややりたいことを聞いてプロジェクト化する機会も増やしていきたいと考えています。

Con-Taktに関する思い・課題

  • 自分が一番上になったことで自分の意見に対する意見があまり出なくなって、自分の意見が正しいかどうか判断できなかった
    自分が3年生の時までは当時4年生だった先輩がアドバイスとして反対意見をくれたり質問をくれたりといったことがあったけれど、最上級生になったことでその機会が減ってしまったと言っていました。確かにミーティング中、先輩の発言は的を射ているものが多く説明も論理的であるため聞いている側は納得して終わってしまうということがありました。
  • ミーティング後に「Taktをこういう風にしていきたい」という話があまりできなかった
    Takt一年目の頃はまだ土台もほとんどなかったためTaktのビジョンを語る時間が多かったのですが、最近は比較的土台ができてきたということもあり将来の話をする時間が減ってしまったなと私も感じています。
  • 課題解決のために話しても、解決までたどりつかずに終わってしまう
    課題が複雑化してきたことが要因で、課題解決の方法を話し合って案はたくさん出るけれど何から取り掛かれば良いのか、と止まってしまうこともありました。
  • Slackに長文を送った時に反応がないと不安
    私たちCon-TaktはSlackというコミュニケーションツールを使ってやり取りをしています。このツールでは誰かの発言に対して返信したりスタンプを押してリアクションしたりといったことができるのですが、返信もスタンプもない状態だと相手が読んでくれたのかわからず不安になるという声があがりました。
  • 全体ミーティングだけ来るのではなく、それ以外にもTaktに来るような文化にしたい
    ミーティングがあるから、ではなく誰かがいるからちょっと話に行こう、と気軽にTaktにくる文化づくりができたらいいなという話がありました。Taktが第3の居場所になるようにするにはどうしたら良いのか、考えていく必要があるなと思っています。

おわりに

このようにCon-Taktでは運営内部の課題やTakt自体の課題までメンバー同士で話し合いながら今後の活動をどうしていくか話しています。今後もこういった話をする場を増やして運営メンバー全員が課題意識を持って動いていきたいです。

卒業生からいただいた意見をもとに、来年度のTaktをどうしていくか考えていきますのでオープンして3年目になるTaktをよろしくお願いいたします。