【実施報告】SDGs学生レポーターのチラシ制作に挑戦

静岡市 企画課が主催するSDGs学生レポーターの「SDGs学生レポーター募集」、「座談会参加者募集」のチラシ制作に常葉大学造形学部3年生の須田健史さんが挑戦しました。

SDGs学生レポーターとは

学生が静岡市のSDGs宣言事業所・団体を知り、広く発信する経験を通じて、成長の機会になることが目的の取り組みです。

詳しくはこちらからご覧ください。

ホームページ:https://www.city.shizuoka.lg.jp/750_000306.html

コラボレーションスペースTaktでは学生・地域・企業が垣根なくつながることができ、多くの可能性に出会える場を作るミッションを掲げる中で、さまざまな取り組みをおこなっています。

実際に作成していただいた「SDGs学生レポーター募集」チラシ
須田さんに制作していただいたSDGs学生レポーターの募集チラシ

「SDGs学生レポーター募集」チラシの制作を終えて、須田さんにインタビューを行いました。

Q:やってよかったことは何ですか?

広く多くの方に見られる、機能するデザインをする経験を初めてできたことです。ポスターを制作すること自体が初めてでした。

Q:この依頼を通じて成長したことは何ですか?

依頼者と細かく連絡を交わしながら、本当の仕事に近い状況を経験することができたことです。依頼者の意思や意向をくみ取る練習になりました。

Q:やる前のイメージと実際やってみて違ったことはありましたか?

ひとりで作業していて、デザインがしっくりきませんでした。最初に自分の中でイメージを持ったのですが、実際に形に起こしてみると違和感がありました。頭の中のイメージをデザインに起こす難しさを感じました。

須田さんにインタビューを行っています。

Q:迷ったことはありましたか?

内容や配置は良かったのですが、デザインが難しかったです。目を引くようなデザインを意識したのですが、思うようにいかなかったです。ワクワク感と見やすさのバランスに迷いました。

Q:当初の目標を達成できましたか?

80点くらいかな?もっとできたかなと感じています。頭の中でイメージしていることをうまく表現できなかったと感じました。ですが、このチラシは大小のメリハリや色の使い方、タイトルの部分が自分のおすすめポイントです。

Q:次回やるとしたらどのような部分を改善したいですか?

デザインのことで迷った時に早めに相談するようにしたいです。始めに頭の中にあるイメージを簡単に形にして見せた方が良かったかもと思います。デザインをイメージできるように普段から色々なデザインを吸収して研究する時間を取りながら、次回はより良いものを作れるようになりたいです。

自身が作成したチラシと須田さん

前回のチラシ制作から約2か月後、再び須田さんに「座談会参加者募集」チラシを制作していただきました。

SDGs学生レポーター座談会参加者募集チラシ
須田さんに作成していただいたSDGs学生レポーター座談会参加者募集チラシ

「座談会参加者募集」チラシの制作を終えて、改めて須田さんにインタビューを行いました。

Q : チラシの制作を終えて率直に感じていることを教えてください

前回よりもかっこいいチラシができたと感じています。前回はビジュアルと情報の見やすさを両方考える必要があって難しかったけど、左右に分けたことによってビジュアルと情報の見やすさをより充実させることができたと感じます。

Q : チラシの制作を通じて須田さん自身になにか変化はありましたか

「座談会参加者募集」チラシを制作して参加者募集のチラシではインパクトのあるメインビジュアルが良いと思い、ゼミで担当しているサイエンスカフェのフライヤーのデザインに活かしました。

Q : チラシの制作を通じて意識したことは何ですか

依頼者とやりとりをする中でデータの形式を気にするようになりました。前は文字をアウトライン化していなかったり、トンボをつけていなかったりしたので、今回はそのあたりを意識するようになった。前回よりもフォントを小さめにしたんですよね。前回チラシを紙にしたときに文字が大きすぎたかなと思って。ある程度文字を小さくしても大丈夫かなと想像しながらできました。

アウトライン化 … 文字情報を図形情報に変換すること。データを見るコンピュータによって見え方が変化することを防ぐ。

トンボ … 適切にチラシを印刷するためにチラシに入れるマークのこと

座談会参加者募集チラシの作成に向けて打ち合わせをしている様子

Q : 今回のチラシの制作をする中で不安だったことはありましたか

連絡の頻度が落ちていた時期があり、座談会の詳しい情報が不足していたり、期日が曖昧だったりしたところが不安でした。要求が特になくこれで良いよと言われると逆に「本当にこれで良いのか」と不安になることもあります。最終的には、詳細の情報や修正の依頼を受けて、それらが明確になったことで不安がなくなりました。

Q : 須田さんは次にどんなことをやってみたいですか

チラシ制作はもちろん、他にも依頼があれば受けてみたいです。また、自分で依頼を受けられるようになりたいです。

おわりに

須田さんはSDGs学生レポーターのチラシ制作だけでなく、Taktでデザイン部として活動をしています。Taktでは、皆さんの「やってみたい」「応援したい」という思いの実現に向けてサポートを行っています。ぜひ一度Taktに来て、自分がやりたいことをCon-Takt(Taktスタッフ)に相談してみてはいかがでしょうか。

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