【実施レポート】大伊建設 アートギャラリープロジェクトを行いました!

3月19日、20日に草薙にある株式会社大伊建設さまの住宅完成見学会にて、学生さんのアート作品の展示企画を行いました。

いつもの住宅見学会の会場が、ギャラリー展となり、7名の学生さんの作品 計16点を多くの方にご覧いただきました。
その準備から当日までの様子をお伝えします!

学生アート・デザインギャラリー展のチラシ

きっかけは大伊建設さまのアイディアから

この企画は、(株)大伊建設の水野社長から、住宅見学会での作品展示のアイディアを伺ったのがきっかけです。
詳しいお話を伺いに、ちょうど開催されていた完成住宅見学会にCon-Taktメンバーで伺いました。

完成住宅見学会の様子。写真左水野社長、
写真左:(株)大伊建設 水野社長

「見学会のときには、家具が入る前なのでどうしても殺風景になってしまうんです。いつも観葉植物や広報用のパネルを用意して置いているのですが、本当は広報用のパネルとかは置きたくなくて…。学生さんの作品を展示した方が空間が映えると思いますし、発表の場を求めている学生さんがいるなら、そういう場としても活用できたらいいなと思ったんです。」とお話する水野社長。

私たちもデザインやアートを学ぶ学生さんと、Taktを通じて接する中で、「発表の場が学内にしかない。外に発表の場があったらいいのに」という声を聞いていたので、実現のためお手伝いをすることにしました。

16点の作品が集まり、設置も学生さんと一緒に。

作品を募集した結果、16点の応募があり、その全てを展示することになりました。
実際の作品を見た時に、想像以上のクオリティに驚きました。
中には卒業制作の作品もいくつかあったのですが、2021年度は新型コロナ感染症の影響で卒業制作展の一般公開が中止になってしまったとのこと。
学生さんも、「少しでも色んな人に見てもらえる機会があって嬉しいです」と話していました。

作品の設置方法の打合せ風景

作品展示
作品設置作業

常葉大学造形学部山本浩二先生のご協力のもと、設置方法の検討と当日の設置作業を学生さんと一緒に行いました。
大伊建設さまが造ったシックでスタイリッシュな住宅の空間に作品が見事に馴染み、住宅でありギャラリーでもある空間が完成しました。

展示された作品

展示された作品

作業完了後は、水野社長から住宅の案内もしていただきました。

丁寧で細やかな造りや最新の設備に、先生も学生さんも私たちも驚きの声が止まりませんでした。
学生さんたちが企業の仕事のこだわりを知る時間としても、いい機会となりました。

見学会当日、購入された作品も!

当日は、住宅の見学のため訪れた方に作品もご覧いただきました。
その場で作品を気に入って購入してくださった方も。
学生さんが生み出した作品が学外の人の目に触れたこと、気に入ってもらえたことは、私たちとしても喜ばしかったです。

最後に

今回の企画は初めての試みでしたが、様々な方のご協力により実現することができました。

アイディアを提供し、準備から企画終了まで柔軟に対応してくださった大伊建設様、
学生さんへの呼びかけやとりまとめ、設置作業までご協力くださった常葉大学造形学部山本浩二先生、
作品を応募してくださった学生の皆様、
住宅を作品展の会場として使用することを快く承諾してくださった施主様、
作品をご覧くださった皆様、

本当にありがとうございました。

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