繋がり合うことって素晴らしいことだと思います!~Taktに関わる社会人~
「学生・地域・企業」がつながることで新たな価値や学びを生み出す場、Taktはそのような場所になることを目指しています。現在の会員数はだいたい330人で内訳は学生270人、社会人は50人くらいです。今年の4月にオープンしたので、1年経たずにこれだけの方がTaktを利用してくれました!
しかし会員の方が増えてきたので、徐々にどんな方がTaktに関わっているのか、分かりにくくなっているかもしれません。そこで、Taktに関わる社会人の方にインタビューをしてみました。
今回、インタビューのトップバッターを引き受けてくれたのは、Taktの運営母体である一般社団法人草薙カルテッドの西美有紀さんです。彼女は静岡県立大学の卒業生でもあります。
にっしーさんという愛称で親しまれているので、この記事内でもそう呼ばせていただきます。
どのようなことをしているのですか?
一般社団法人草薙カルテッドの事務局で働いています。草薙カルテッドは草薙の街づくりを担う組織です。そこで地域のイベントを開催したり、地域の方と連携して地域を良くする活動をしたりしています。あとは草薙カルテッドの活動以外で、個人的に子ども食堂を開いています。
Takt運営団体であるCon-Taktとしても活動をしていて、利用者のお話を聴いて実現できるようにお手伝いをしたり、草薙地域の声を聴いてTaktでできそうなことを考え、コーディネートをしたりしています。地域担当!って感じでもありますね(笑)
どのような思いでこの活動(Taktや地域関係)をしているのですか?
学生時代に地域コラボプロジェクト(以下、地コラ)というサークルに所属していました。この活動を行っている時に、助けてもらったり、いろいろな方を紹介してもらったり、応援してもらったりと草薙地域の方にたくさんお世話になりました。
助けてくれる人がたくさんいる、恵まれた学生生活を送っていたと思っています。地域にはいろいろな人がいて、いろいろな人生があって、関わることでそれらを知ることもできました。このような環境がみんなにあったらいいなと思っています。
例えば、子ども食堂をやりたいと言ったときに、地域にはいろいろな人がいて、協力をしてくれ、すぐに実現することができました。自分自身は繋がりやすい環境に居たので、繋がることによりいろいろできるということを知らない人がいることはもったいないと思います。
一方で、地コラの時、大学生が居やすい場所が少ないとも感じていました。そして大学生も、家と大学の往復となってしまい、草薙のいいところを知っている人は少なく、残念でしたね。
Taktを始めてみてどうですか?
学生と地域と企業で連携して活動するイメージがわかない方が多いかと思います。ですが、Taktでも少しずつ事例が出てきているので、繋がり合うって便利だなと私も改めて感じています。力がある人がいて、その力を欲している人に届くことはすばらしいことです。
また学生の力はすごく、とても貴重なもので、学生が力を発揮することによって、たくさんの方に学生のことをすごいと思ってほしいですね。私も「すごいでしょ~」って言いたくなります(笑)
また、学生にとっても良い経験になると思うので、改めて繋がりは大切だと思っています。
今後、Taktがどのようになっていって欲しいですか?
今は、学生と社会人との間に壁や距離、先入観がある状態だと思います。草薙で、学生や社会人など関係なく、属性にとらわれず混ざれる文化になって欲しいです。
また、みんなが気軽にやりたいことをやれるという状態にしていきたいです。チャレンジへのハードルが低くなって欲しいですね。
個人的にはどんなことでも、やればいいじゃんって思っています!
地域に関わる様々な人が、交流することによって「私も頑張ろう!」っていう希望を持って欲しいです。
最後に
Taktにとってかなり身近な社会人の一人であるにっしーさんに、インタビューという形でお話をしてみて、にっしーさんの地域愛、そして繋がりの大切さを改めて感じました。
私自身もたくさん方と繋がったり、繋げていったりしたいと思います。草薙についてももっと知っていきたいです。